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フリマアプリの大手サービス「メルカリ」は、トラブルが多すぎるといわれています。月間利用者数約2,300万人とされ、この記事を読んでいる方の中にも利用者がいることでしょう。商品を購入することはもちろん、不要なものを売ることもできるメルカリですが、利用者が多いゆえトラブルが勃発することもあるようです。今回は、メルカリのトラブル事例や話題の”バイイー”が怪しいといわれている理由について、ご紹介していきます。「メルカリを使ってみたいけどトラブルが怖い」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
メルカリはトラブル多すぎ?実際にあった事例9選
ここからは、実際にメルカリでよくあるトラブルの事例をご紹介します。ご自身が出品されたり、また購入されたりする際にも、起きる可能性のあるものです。メルカリでは、自分が欲しいと思っていた商品に巡り合えたり、思わぬ発掘品を見つけられたりするチャンスもあります。せっかく取引をするなら、気持ちよく売買をしたいですよね。そんなメルカリでのトラブル例を知っておき、ご自身の利用時に備えておきましょう。
購入した商品が届かない
メルカリのトラブルで、購入した商品が届かないことがあります。購入後の発送連絡が来ると、商品到着までの日数が表示されます。しかし、まれにその日数を過ぎても届かないことがあるようです。航空便や船便の都合、または自然災害が原因で遅れる可能性があるため、追跡サービスの利用が推奨されています。発送内容によっては追跡できないものもあるので、注意しましょう。商品が届かない場合には、出品者もしくは運営側に問い合わせてみてください。
参考:メルカリガイド
購入した商品・販売した商品に見覚えのない傷がある
メルカリで購入した、もしくは自分が販売した商品に、見覚えのない傷がついていることがあります。メルカリには商品説明の写真があります。細かな傷や汚れを、買う際にはよく確認しましょう。売る際には相手が確認できるよう、できるだけ多くの写真を撮って載せるようにしましょう。中には、商品を購入後に自ら傷をつけ、値下げを交渉してくる悪質なパターンもあります。そんなときも「最初の状態が分かること」が何よりの証拠になりますよ。配送中に傷つけられてしまった場合には、運営に問い合わせることで対処してもらえます。
正当に評価されない
メルカリのトラブルは、取引後の評価においても発生します。メルカリの主体サービスは商品の取引ですが、売る側からすると、取引完了後の「評価」こそが重要なポイント。高評価されている売り手は商品が上位に表示され売上アップにつながります。逆に評価がない、または低評価を受けている売り手は、取引につながりにくくなるでしょう。気持ちよく取引ができたのであれば、買っただけで放置せず、きちんと相手の評価をすることが、礼儀といえるでしょう。
支払い前の商品発送を依頼される
メルカリのトラブルとして、商品代金を支払う前に商品を送ってほしいという依頼をする買い手がいます。結論からいうと、上記の依頼はメルカリの規約違反に該当するので、売り手は応じる必要がありません。書い手としては「本当に商品を送ってくれるのか不安」という思いで、商品到着を確認してから支払いたいのだと思います。しかし、仮に代金支払い後に商品が送られてこなかった場合、メルカリから返金してもらえますので、ご安心ください。
取り置き商品を別の人に購入された
メルカリでは、基本的に「取り置き」という行為を推奨していません。取り置きというのは「あとで買います」といわれている商品を特定の人のために取っておく行為で、その間その商品はほかの人には販売されないことになります。しかし、メルカリにそのような機能はなく、あくまで売り手が好意で行うだけのもの。取り置きしていた商品を、売り手が別の人に販売してしまったとしても、それをクレームにすることはできないのです。
偽物が送られる
メルカリでブランド物を購入し、届いた商品が偽物だったというケースもまた、トラブルとして多く発生しているようです。偽物を販売するのは、メルカリの規約だけでなく法律に違反するものですので、受取評価をせずに返品・返金の手続きのために「通報」をしましょう。受取評価をすると、メルカリから出品者に売上金が振り込まれてしまいますので、注意してくださいね。
送料込みの値段で購入したが着払いで届いた
メルカリでは、価格設定をする際「送料込み」に設定する出品者がほとんどです。しかし、まれに送料込みの価格で販売しているものを、着払いで送ってくる人がいるようです。送料込みの値段で購入していますので、追加で送料を支払う必要はありません。配達の段階で受取拒否をし、出品者に連絡しましょう。このとき、受取評価をしてしまうと取引が完了したことになりますので、まずは出品者と話してみてください。
出品者と連絡が取れない
メルカリで商品が届かなかったり、また届いた商品に不備があったりした際、まずは出品者に連絡をすることが多いと思います。しかし、その段階で連絡が取れない出品者がいることも事実です。目安としては、出品者に連絡し24時間経過したあとも返信がない場合には、運営に問い合わせてみましょう。出品者に連絡した理由(商品の到着日確認や、商品の不具合など)と、連絡が取れない旨をあわせて伝えてくださいね。
一方的に取引をキャンセルされた
メルカリで商品を購入後、出品者から一方的に取引をキャンセルされることがあります。出品者側の都合で在庫がなくなってしまったり、売ることができなくなってしまったりすると、このようなトラブルにつながります。購入者は商品が欲しくて取引をしたのに、一方的にキャンセルされるのは納得がいきませんよね。しかし、こればかりは出品者側の都合で「販売ができない」という結論に至っているため、無理やり発送させることはできません。しかし、購入者側への迷惑行為として運営に報告することはできるでしょう。
Buyee(バイイー)って怪しいの?
メルカリに出てくる「バイイー」とは、海外居住者向けの代理購入サービスです。消費者が日本のECサイトから商品を購入したくても、直接アクセスができないことがあります。そんなとき、代理で購入するのがバイイーです。このバイイーから商品が購入されることがありますが、怪しいわけではありません。バイイーはメルカリ公認バッジをつけていることから、メルカリ自体が公式に認めている購入者ということになります。バイイーから商品を購入されても、いち企業として誠実に対応してもらえますので、安心してやりとりができますよ。
バイイーに個人情報の提示を求められたら?
バイイーから商品を購入されると、売り手の氏名を求められることがあります。バイイーが正式な企業であることは理解しても、メルカリの取引で氏名を公表しなければいけないことに、抵抗がある人もいるでしょう。「バイイーから氏名を教えてと言われた」というお悩みが多く見受けられますが、この依頼は受けなくても問題ありません。氏名を求めるメッセージは、バイイーが定型文として送ってきているもので、教えなかったからといってペナルティになることもないそうです。
バイイーとの取引は英語?
バイイーは、日本のECサイトから代理購入をするための海外向けサービスなので、バイイーとの取引は「すべて英語なのでは?」と思う人もいるかもしれません。しかし、バイイーは日本の企業なので、基本的に取引は日本語です。バイイーが取引をしている海外の購入者は、あくまでバイイーの向こう側にいますので、メルカリ出品者と購入者が直接やりとりをすることはありません。言葉の心配なく、取引を進められますよ。
まとめ
今回は、メルカリでトラブルが多すぎるという声を受け、実際のトラブル事例を7つご紹介しました。どのトラブルも、すべての消費者に対し起こる可能性のあるもので、メルカリで取引をする以上、覚えておきたいケースです。また、怪しいといわれているバイイーという存在についても解説しました。バイイーから購入されても、怪しいどころかれっきとした企業ですので、安心して取引を進められるでしょう。ルールやマナーを守り、楽しいメルカリライフを送りましょう!