中国の格安通販サイトで人気の「アリババ」、最近ではよく耳にするようになり聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。数ある中国の格安通販サイトの中でも頭一つ抜けている印象のアリババ、買ってみたいけど買い方がわからないので敬遠している人も多いと聞きます。今回はそんなアリババの買い方や、その特徴、メリット・デメリットについてご紹介します。
目次
アリババとは
アリババとは、現在アリババグループが運営する企業間電子商取引(B2B)のオンライン・マーケットサービスです。約240の国家・地域にて5340万人以上の会員がいるほか、5つの子会社を保有しています。かつては日本のソフトバンクグループが筆頭株主で、アリババの持分適用会社でしたが2022年に株式の一部を売却したことで持分適用会社から外れました。1999年6月28日に創業し企業間電子商取引をサポートするマッチングサイト「Alibaba.com(アリババ・コム)」が多くの会員を集め瞬く間に急成長したことで知られるECサイトです。
「1688.com」と「Alibaba.com」の違い
アリババを検索すると「1688.com」と「Alibaba.com」が出てきます。どっちのアリババを使えばいいのか悩む方も多いのではないでしょうか。「1688.com」と「Alibaba.com」の違いは「阿里巴巴1688.com(アリババチャイナ)」は中国国内向けで「Alibaba.com」は中国国外向けという認識で大丈夫です。
アリババの買い方は?
アリババの買い方は簡単でAmazonを利用するときのように検索窓から商品を検索します。検索して欲しいページにいったらまずはFOB価格を確認します。FOB価格とは売主が設定した到着までにかかる取引価格という認識で大丈夫です。ロット数などでも変化したりするので、きちんと確認しましょう。その他、リードタイム(日数)、問い合わせの反応など確認していき、問題なければ価格の交渉に入ります。
価格や数量の交渉
Amazonなどと違い特徴的なのが価格の交渉です。価格の交渉や数量の交渉は「問い合わせ」から簡単にすることができます。問い合わせに進むと簡単に見積もりなども可能になっています。色々問い合わせてみる場合は、相手からの返事が届くのを待ちましょう。問題がなければ「注文をスタート」へ進んでいき買い物を続けます。
支払いについて
アリババの支払方法についてはクレジットカードを始め、様々な決済方法が用意されています。基本的にクレジットカード払いだと手数料が高くなってしまうので電子送金が推奨されています。その他、Alipay(アリペイ)やPayPal、銀行振込などありますが、色んなリスクの関係から電子送金をおすすめします。
仕入れ先の特徴・メリット・デメリットについて
アリババの仕入れ先の特徴として売主(工場や販売店)との直接取引や大量ロットでの注文が可能なことにあります。間に中間業者が入らないのでその分やすくはなりますが、その交渉なども直接行う必要があります。メリットとしては直接交渉できるので価格や数量を交渉できるということ、デメリットとしては変な業者に当たってしまうと全く違った商品が届いたりすることもあります。基本的にレスポンスが悪い業者とは取引しない、評価の悪い業者からは買わないことをおすすめします。
まとめ
今回はアリババの買い方や、その特徴、メリット・デメリットについてご紹介しました。これから副業なので転売を始めようとする方などに取っては身近で利用しやすいアリババ、直接交渉することで仕入れ値も下げることができ、魅力的に見えるのではないでしょうか。しかし、利用するのであればどういったものなのか、そのリスクなどについてもしっかりと勉強して利用することをおすすめします。便利なECサイトを上手に利用していきましょう。