今や知らない人はいないと言えるほど有名になったフリマアプリ『メルカリ』、自身は登録していなくても知人や友人など身近な人で利用していることも多いことでしょう。最近ではメルカリショップも登場し、その使い方も様々です。今回はそんなメルカリの退会とアカウント削除の違い、退会する際の注意点についてご紹介します。
目次
メルカリの退会とアカウント削除の違い
基本的にメルカリでは「退会=アカウント削除」という認識になります。退会するとアカウントは削除となりますが、退会するには退会手順に沿って必要な手順に従って退会する必要があります。出品中の商品があれば削除したり、振り込み申請が完了していなかったりすると退会することができないのであらかじめ退会時の注意点を確認しておくことをおすすめします。
退会(アカウント削除)する際の注意点
ここからは退会(アカウント削除)する際の注意点をご紹介します。基本的に以下に該当する場合は退会ができないのであらかじめ確認し対処しておきましょう。
商品を出品中の場合 | 出品している商品を全て削除する必要があります。 |
取引中・最後の取引完了から2週間経過していない場合 | 取引の途中の場合は取引を完了させるか中止、最後の取引から2週間経過していない場合は経過するのを待つ必要があります。 |
振込申請が完了していない | 指定口座への振込を完了させる必要があります。 |
口座の削除 | 登録している口座情報を削除する必要があります。 |
メルペイあと払いの未払い | 未払い分を支払ってしまう必要があります。 |
メルカード・定額払いの解約 | 各サービスの解約が必要になります。 |
メルペイスマートマネーの完済 | メルペイスマートマネーを利用している場合は完済することで自動的に契約終了になります。 |
メルカリ内でビットコインを保有している場合 | 保有している全てのビットコインを売却しメルペイ残高に移動する必要があります。 |
ハロを利用している場合 | 「ハロ」で応募中の仕事・給与確定していない仕事・給与確定後2週間経過していない仕事がある場合はそれぞれ対処する必要があります。 |
退会(アカウント削除)した後
基本的に退会(アカウント削除)した場合、それまでの取引評価、売上金、購入履歴、販売履歴などは消えてなくなります。特に取引評価はアカウントの信用に関わる部分ですので大事にアカウントを育ててきたのであれば安易に削除しないことをおすすめします。ちなみに3ヶ月以内であれば取引評価は復活するそうです。売上金については削除したら取り出せなくなるので削除前に全額振り込むことを忘れないようにしましょう。
アカウント情報について
メルカリは1人1アカウントしか作ることができません。そのためアカウント削除しても名前や住所、電話番号の個人情報は残るので理解しておきましょう。これは不正なユーザーの再登録、複数アカウント持ちの対策としての処置です。普通に利用する人であれば複数アカウントのメリットは感じられないかもしれませんが、アカウントを複数持とうとしてメルカリにバレるとアカウントが凍結し、その時点で持っている売上金なども引き出せなくなるので絶対にしないようにしましょう。
まとめ
今回はメルカリの退会とアカウント削除の違い、退会する際の注意点についてご紹介しました。基本的にメルカリでは退会=アカウント削除となり、削除してしまうと様々な処置が必要になります。特に売ることが多いアカウントであればこれまで築き上げた信用(評価)などが消えてしまいデメリットしかありません。
もしいつか使うかもしれないのであればアカウントは削除しないことをおすすめします。削除しても個人情報は残るので、余程の理由がない場合以外は持ったままにしておく方が賢い選択なのかもしれません。