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ふるさと納税は利用することにより、商品を受け取りができ、節税にもなるためお得と言われていますよね。また、ふるさと納税のポイントが二重取り出来るのではないかと言われています。その真相を解明していきたいと思います。さらに、ポイント獲得が禁止になると言われていますが、いつからなのか解説していきたいと思います。
目次
ふるさと納税のポイントは二重取りできる?
ふるさと納税のポイントは二重取りが出来ます。ポイントサイトを経由して、ふるさと納税サイトを利用することにより、ポイントサイトのポイントと、ふるさと納税サイトのポイントが獲得でき、二重に獲得できるようになっています。
ふるさと納税とは?
ふるさと納税とは、好きな自治体に寄付することによって、返礼品を受け取ることができたり、税金の控除が受けられる仕組みとなっています。2008年より開始されました。寄付を行うことで実質2000円負担で、その地域の特産物など返礼品が豪華なところもあり、話題ともなっています。
また、税金の控除ができ、実質負担軽減となるため、利用する人が増えているのです。控除の為に確定申告や申請が必要であり、懸念する人もいましたが、近年では増税もあり、利用する人が多くなっているのでしょう。
ふるさと納税の方法
ふるさと納税を行う方法は、大きく分けると2種類あります。一つ目は、利用者が直接寄付する自治体へ納税サイトから寄付する方法です。二つ目は、ポイントサイトを経由して、納税サイトを利用し、自治体へ寄付する方法です。
最近では、ポイ活が流行していることもあり、後者のポイントサイトを経由して寄付する人が多いと言えるのではないでしょうか。
ふるさと納税でポイントを獲得するときの注意点
ふるさと納税でポイントサイトを経由する場合に、気を付けなければならないことがあります。確認を怠ると、ポイントが獲得できない可能性があるため、注意が必要なのです。お得にポイントを獲得するためにも、以下の4点に注意しましょう。
1.ふるさと納税のアプリを利用しない
ふるさと納税には、「さとふるアプリ」などWebだけでなく、アプリがあるものがあります。ポイントサイトを経由し、そのアプリからふるさと納税の寄付をすると、ポイントサイトのポイントは付与されなくなるのです。そのため、ポイントサイトを経由する場合は、Webサイトから行うようにしましょう。
2.二重取りできないサイトもある
一部のふるさと納税サイトは、キャンペーン時のポイントと、ポイントサイトのポイントの二重取りができないことがあります。二重取りしたい場合は、ポイントサイトの条件を事前に確認しておくことが大切です。
3.災害の被災地への支援寄付はポイントは付かない
ふるさと納税は手数料などから、ポイントサイトに支払っています。しかし、被災地への支援寄付の際は、手数料が無料となっているのです。そのため、還元するポイントをポイントサイトが確保することは難しくなります。よって、支援寄付にはポイントが付与されないようになっているのです。
4.1回寄付ごとにポイントサイトから始める必要がある
いくつものふるさと納税品に寄付をする人がいるかと思います。その際に、ポイントサイトを経由する場合は、1度の寄付ごとにポイントサイトに戻り、寄付をやり直す必要があります。それをせず、複数のふるさと納税の寄付を行うと、最初に寄付したものに対するポイントのみの還元となるのです。二重取りするためには、1回ごとにポイントサイトから始めるようにしましょう。
二重取りできるポイントサイト
ふるさと納税に利用できるポイントサイトは10社以上あります。ポイントサイトにより、利用するふるさと納税サイトも異なっているのです。主なポイントサイトと、還元率を紹介していきたいと思います。
ポイントサイト | ふるさと納税サイト | 還元率 |
ハピタス | ふるさと本舗 | 3.5% |
ECナビ | ふるさと本舗 | 3.6% |
楽天リーベイツ | さとふる、ふるなび | 4.0% |
ワラウ | ふるさとプレミアム | 4.1% |
モッピー | まいふる | 4.5% |
ポイントインカム | ふるさと本舗 | 4.5% |
すぐたま | ふるさとプレミアム | 5.0% |
モッピー | ふるさとプレミアム | 5.5% |
楽天リーベイツ | ふるさとプレミアム | 6.0% |
様々なポイントサイトがあり、ポイント還元率も異なっています。また。同じポイントサイトでも納税サイトが異なると、ポイントの還元率も違うのです。そのため、ポイントサイトを利用して、ふるさと納税をする際は、よく比較してから開始するのが良いでしょう。
ポイント禁止になるの?
2024年6月に、総務省より「ふるさと納税の指定基準見直し等」が通知され、2025年10月よりポイントなどを付与するポイントサイト事業者を通して自治体が寄付を募ることを禁止するとしました。ふるさと納税の寄付を通して、ポイ活も利用している人にとっては、衝撃的なことだったのではないでしょうか。
ポイント禁止になる理由
上記で述べたように、ポイントサイトを利用するとポイントを二重取りできるため、ポイントサイトを利用してふるさと納税をする人が多くいます。そのため利用者獲得を行うにあたり、ポイントサイトも還元率を上げたり、キャンペーンを行うなど、ポイントサイト同士の競争が年々激化していました。よって、総務省はその激化するポイント競争を鎮静化し、利用者のメリットを適正化するという目的により、禁止することとなったと考えられます。
まとめ
今回は、ふるさと納税のポイントが二重取りできるのか、ポイント禁止となるのかについて解説しました。ポイントサイトを経由してふるさと納税を行うことにより、ポイントの二重取りができるようになっています。その制度を利用する人も多く、各サイト競争しながら、集客を得てたことが分かりました。
そのため、適正、平等化を図るため、ポイントサイトを通して寄付することは中止とされる予定です。ポイントの二重取りがなくなることにより、ふるさと納税寄付がどのようになるのか変化するのか見ていきたいと思います。