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SHEINがパクリでユニクロが提訴?若者から人気の理由についても調査

SHEINがパクリでユニクロが提訴?若者から人気の理由についても調査

度々問題になっている中国系格安通販サイト、中でも日本の若者たちからも絶大な支持を集めているのが「SHEIN(シーイン)」です。2008年に中国で設立され、安価でファッション性のある衣服を展開しZ世代の女性を中心に利用者は増加し続けています。今回はそんなSHEINのパクリ問題やなぜ日本の若者から人気があるのかその理由についてご紹介します。

「SHEIN(シーイン)」はなぜ人気なのか

中国系格安通販サイトで人気となっている「SHEIN(シーイン)」、イギリスの調査会社・カンターの発表した「最も価値のあるブランドランキング2023」のアパレル分野では、1位の「ナイキ」に続きSHEINは2位にランクインしており3位の「ZARA」や5位の「ユニクロ」を上回る人気を出しています。そんな人気を支えているのがZ世代の女性を中心にした若者たちだと言います。ここからはなぜSHEINが若者に支持されているかについてご紹介します。

若者たちのファッションへの価値観の変化

SHEINが若者に支持されている理由、その最大の理由は若者たちのファッションへの価値観の変化だと言われています。90年代、私たちが10代・20代の頃はファッションが命とも言える時代でした。あのブランド品を身につけている、あのブランドを使っていたらかっこいいといった時代でファッションにお金を注ぎ込む人が多かったのではないでしょうか。しかし、現代の若者はファッションにそこまでお金をかけるという気持ちがなく、自分の背丈に合ったおしゃれな商品を買う傾向にあると言います。同じようなおしゃれな洋服もブランド品で高いものよりSHEINにある同じような安いものが刺さる傾向にあるのです。

SHEINのパクリでユニクロが提訴

SHEINといえば度々パクリ疑惑で問題になっているのも事実です。2024年に入ってすぐもユニクロからユニクロのオリジナル商品「ラウンドミニショルダーバッグ」を模倣した商品の販売が不正競争防止法に違反するとして、SHEINブランドを展開する「Roadget Business Pte. Ltd.」「Fashion Choice Pte. Ltd.」「SHEIN JAPAN」の3社を東京地方裁判所に提訴したことが発表されました。

提訴はSHEINが完勝

今年に入り提訴されたSHEINでしたが、2024年11月香港メディア・香港01から「中国ブランド・SHEIN、パクリ騒動でもユニクロに完勝」と報じられ驚いた人も多いのではないでしょうか。パクリ疑惑続出にも注目が集まりましたが、それ以上に注目されたのがSHEINの成長速度です。各ブランドから「パクリ」の指摘を受けながらも急成長し続けるSHEINには注目が集まります。

ユニクロ超えの人気という事実

SHEINは日本でのオンラインユーザー数が804万人に達し、ユニクロの648万人を上回ったと発表しています。それに加え日本だけでなく欧州など世界の各地で大成功を収めているようで、今後も原宿、リバプール、バンクーバーなどに新しいオフラインストアやポップアップストアをオープンする予定であることも報じられました。

まとめ

今回はSHEINのパクリ問題やなぜ日本の若者から人気があるのかその理由についてご紹介しました。若者のファッションへの価値観の変化をしっかりと見抜き、ユニクロからの提訴も跳ね除け急成長を続けるSHEIN、ユニクロの柳井正会長も「スピードという点では、確かに学ぶべきところがある」と認めるほどで、SHEINの今後の展開には目が離せそうにありません。